不動産投資というと、一軒家や分譲マンションの一室を購入して…と考えるのが一般的ですが、
それ以外にも、商業ビル、オフィスビルのオーナーになる、という方法があります。
商業ビルやオフィスビルは空室率も低いですし、不動産投資の収入としては安定しています。
ですが、その資金の調達は個人投資家にはムリではないか、とお考えになるでしょう。
住宅用に分譲マンションを購入した場合、その土地については特定の場所を指定することができない、所有者全体で区分所有している、と、購入時の契約書に記載されています。
実は、これと同じ方法を商業ビルやオフィスビルの建物全体で行っている事例があります。
投資家から資金を集め、オフィスビルや商業施設、マンションなどを購入、そこから発生した収益を投資家に分配する、というやりかたです。
さきほどにも述べたように、商業ビル、オフィスビルは空き室率が低い傾向にあります。
そして、それらの利用者の多くが法人であるため、家賃滞納のリスクも低く抑えられます。
実際に、この仕組を利用して収入を得ている投資家の方々の中には、女性、主婦もいらっしゃいます。
一戸建てや分譲マンションのオーナーと商業ビル、オフィスビルの区分投資、この両方をうまくバランスをとって行っていけば、万が一オーナー物件に損失が発生しても区分投資でリスクヘッジをする、という計算もできますので、収益をあげるだけでない、損失を減らす投資手段として検討をしてみてはいかがでしょうか。
逆に、商業ビル、オフィスビルの区分投資を先行して行い、ある程度の資金を調達できた段階で、一戸建てや分譲マンションのオーナー投資家になっていく、という方法も考えることができます。
現在、不動産投資の手段は非常に多岐にわたっており、個人で投資可能なものには限界があります。
そういったニーズに応えていこう、という企業がいろいろあることにも目を向けてみると、投資手段の幅に広がりがでてきます。
それだけでなく、収益を得る手段、損益を減らす手段、これが多ければ多いほど有利になることも上手な不動産投資のしかた、といえるのかもしれません。
