◆不動産とサラリーマン
●不動産とサラリーマン、もしそれが投資をするならば将来のことを真剣に考えている証拠でしょう。
確かに年金不安や貯蓄の不安がおありでしょう。将来的に見ても今の給料では、生活費や税金、それに年金や奨学金を使っての大学卒業ならばその奨学金の返済などでお金のやりくりをしなければならず、結果的には本当の意味での貯蓄などがままならないのが現状です。
今回は不動産とサラリーマン、それに住宅ローンの事について紹介しましょう。
●どうしてサラリーマンが不動産投資をしているのかと云うと、前述したように将来の年金不安や貯蓄が出来るのか不安になることです。
というのも、昨今問題となっているのが年金不安です。今の年金制度では将来の年金受給開始年齢が引き上げられる代わりに、年金受取額がダウンする事が現実視されていますので、とてもではないけど老後のことなんて安心して生活することすら難しくなっています。
将来のことを真剣に考えるのならば、不動産投資をする人が増えてきています。と云っても、最近はサラリーマンやOLさんが大家さんになってマンション経営をしている人が増えている傾向が強いようです。マンション経営も不動産経営の一つになるのだから。
●もしもの時の生命保険代わりになるだけでなく、場合によっては所得税や住民税の節税が出来ることも大きなメリットの一つとされています。中長期的な資産運営になりますので現金化する事がすぐにできませんが、その分貯蓄に回せるので、公的年金に対する補てんをする事が出来るのも魅力です。
◆サラリーマンと住宅ローン
●サラリーマンが住宅ローンを利用するとした場合、昔は利用可能の基準が相当厳しく、年収や勤続年数等も左右されることになり、一種の縛りのような感じでした。しかし、最近は勤続年数が1年以上あれば可とか、年収が400万円以上あればいいと、昔と比べ規制が緩和されました。これにより、住宅ローンを申し込む際の縛りが緩くなりました。
昔は厳しかった住宅ローンの基準も、今ではその縛りが緩くなり、サラリーマンの方も住宅ローンの申し込みがしやすくなりました。
●住宅ローンの申し込みをする前に、ライフプランを見直してみてはどうでしょうか?いきなり住宅ローンを組むのは今後の返済などに差支えが出ることでしょう。なので、ライフプランそのものを見直す事から始めてみましょう。
ただいまのあなたの年収と、お子さんが学生になった時大学進学などを想定した教育費や、老後の生活に必要な金額までも計算します。ただいまの年収からどのくらい貯蓄が出来るのかを知る事が出来ますし、お子さんが大学へ進学することを想定しての教育費(奨学金の依存を減らす)の計算なども出来るでしょう。その時のお金がどのくらい必要なのかを知る事が出来るのです。
その後は住宅ローンを使用した際の返済額までもシュミレーションして、最終的には借入を決めることも、リスクを減らす事が出来ますし、生命保険に加入したとした場合その見直しなどが出来るのも大きな特徴です。
●利用する際、どのくらい融資してもらうのかを相談する事がありますが、変動にするか全期間固定にするか、長期固定にするかのいずれかを選ぶことになります。変動金利を選ぶ場合は、返済に余裕を持って対応できることが無難でしょう。
住宅ローンの金利を選ぶときは、返済能力などを見極めてから選んだほうがいいでしょう。あと、借りる際には予算ぎりぎりまで借りず、ある程度の金額に留めておいたほうがいいでしょう。
