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奨学金が引き起こした、格差と富裕層

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奨学金が引き起こした、格差と富裕層

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◆奨学金と格差

●奨学金と格差とは、教育格差へと関わっているようです。というのも、近年では「ゆとり教育」が導入され、公立と私立の教育レベルに差が開いたことが挙げられます。
公立学校での授業レベルではいい学校へ進学できないと判断された親は、もっといい学校へ行かせてやりたいという親心が働いたのか、子供を学習塾へ通わせてから勉強させ、私立の学校へ受験させることになります。所謂お受験戦争と云っても過言ではありません。

進学を検討されている高校生の中にも、家庭の経済的事情により進学を断念するか奨学金を使って進学をするかの二者択一の選択を迫られることになり、進学を断念したら高収入の仕事に就く事が出来なくなる現実が待ち、進学したとしても奨学金は借金ですので、卒業後は返済すれば問題こそないのですが、返済が滞ると借金として膨れ上がってしまうのが現実です。

●就労格差と云って、高校を卒業した場合と大学や専門学校を卒業した人の就労事情にも格差が出てくるほか、収入面にも格差が出てくることがあります。家庭の経済事情が悪くなるのは、折からの不況と収入が低い現実の板挟みにあい、住宅ローンや自動車ローンなどと云った各種ローンの返済や生活費、年金や税金などの支払いなどを考えるならば、子供の教育費へ捻出するための費用が回せるかどうかが不安になり、結果的には高校生となった子供が進学をしたとしても断念をするか奨学金に依存するかの選択肢を要求させられることになります。

教育と就労、二つの格差が奨学金と云う名の借金を背負わされ、その状態のまま社会へと巣立つ厳しい現実が、今の私たちの生活そのものを象徴しているのかもしれませんね。
◆奨学金と富裕層の関係

●富裕層と奨学金の関係、誰がどう見たって「奨学金って、富裕層が受け取るものじゃないじゃん!経済的に貧しい人たちを救済するためのものじゃないのか?おかしいだろ」と云いたくなるのが、客観的な見解でしょう。しかし、現実はどうも違うようです。

アメリカのとある大学では、海外からの留学生の受け入れが急増しています。というのも、石油資源が豊富にあり、それで巨万の富を築いたサウジアラビア等と云った湾岸諸国はともかく、最近経済的に急成長を遂げている中国も富裕層が増加し、これらの国が奨学金を支給されているのが現状です。

●アメリカの公立大学も資金繰りが悪くなり、このチャンスに乗らない手はないとばかりに海外からの留学生を積極的に受け入れているようです。留学生の数が圧倒的に多いのはサウジアラビアではなく中国が大半を占めているようです。運営コストの増加と州からの支援縮小、それに授業料の値上げをしたくても学生からの大反発でそれがままならない大学の台所事情が、その要因を作っているようです。

平成13(2001)年に発生した同時多発テロ事件などの影響により、アメリカ政府は学生ビザの給付を制限したのですが、それ以降事件の鎮静化などにより学生ビザの給付を再開し、結果的には留学生の数が急増することになりました。

日本でも少子高齢化を背景に、国立大学の入学者が富裕層が多くなったことから、私立大学並みの授業料へ値上げし、親御さんが低所得でも安心して勉学に励めるよう奨学金制度をさらに拡充するほか、「学ぶ」意識を高める改革を進めていますが、反発を招いているようです。

そういう意味でも富裕層と奨学金の関係はあるものの、意外と難しい問題なのかもしれませんね。

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