◆　低金利銀行ローン

銀行のカードローンの利点は何と言っても低金利である事です。

消費者金融会社のキャッシングの平均的な金利水準が、５％～１８％程度なのに対して銀行カードローンの水準は３％～１５％程度とその差は明らかです。

金利ではなく、利息の金額で考えてみると、その差を実感する事が出来ます。

たとえば、10万円を1ヶ月（30日）借りた場合、金利が14％の場合と18％の場合では、返済時の利息の額はそれぞれ1,150円および1,479円となり、300円以上の差が付きます。

1ヶ月でなく、1年間借りた場合は、利息の差は4,000円とさらに広がります。（1年後に一括返済した場合）

このようにお金を借りるにあたって、金利は大事な要素となりますので、銀行のカードローンも、銀行によって金利水準に微妙な差があります。

◆　銀行ローンの借り換え

キャッシングは消費者金融のものも便利ですが、やはり金利はやや高めに設定されていることが多いものです。

最近では低い金利設定のところも大手を中心に目立ってきていますが、それらはほぼすべて下限金利の話であり、多くの人が適用されるであろう上限金利は相変わらず18％前後と高い水準で設定されています。

その為、キャッシングを複数社で利用している人は銀行の借り換えを検討する余地が大きいといえます。

利息はできるだけ少ないほうが返済がそれだけ楽になりますから、できるだけ安い利息で提供しているサービスを利用していきたいものです。

その点、銀行のキャッシングサービスはより低金利となっています。

特に、重要なのは、下限金利の低さもさることながら上限金利が15％前後に設定されているという点です。

要するに、18％で借り入れをしている人が上限15％の銀行カードローンに借り換えができたとしたら、それだけで金利は確実に低くなるということです。

銀行ですから信頼性も高く、安心して利用できると言えます。

消費者金融の場合とは違い、銀行は総量規制がありませんので、収入状況、資産状況次第でより多くの金額の融資を受けることも可能です。

◆　借金おまとめのポイント

●複数のカードローンを利用すると、返済日も金利も違い、全体の借り入れ状況を把握するのが困難になりますから、返済を忘れて滞納すると信用がなくなり、今後のローン利用にも悪影響を与えますので、その様な事を避ける為にローンのおまとめを利用しましょう。

●ローンのおまとめとは、全ての借り入れを一社に集約する事で借金の全貌を把握しやすくし、返済がやりやすくなり、金利が下がる事もあります。

●借金の残額が分かれば返済の具体的なめども立ち、返済意欲が湧くと言う事も考えられ、そんなメリットの多いローンおまとめですが、申し込んで認められるとそのローン会社がほかのローン会社の借金を全て返済してくれて、あなたの借金が一本化されます。