◆　サラ金とは

サラ金はサラリーマン金融の略語で、消費者金融の事を指して言います。昔はサラ金という言葉が当然のことのように使われ、それは悪い印象しかありませんでした。取り立ての悪質ぶりや金利などがそれを象徴しています。それゆえにサラ金を題材とした漫画やドラマなどが作られるくらいでした。

後年、その悪いイメージを払しょくすべくCMにかわいいチワワさんやグラビアアイドルさん、それにお笑い芸人さんなどを出演させて、お気軽にどうぞと宣伝し、サラ金という言い方も消費者金融という言い方に改められました。

最近は消費者金融などからの借り入れによる多重債務者も増加し、改正貸金業法により年収の三分の一までに借入の増額が達したら、その時点で追加融資が禁じられるようになりました。また、ヤミ金融の摘発やグレーゾーンの金利が廃止され、銀行と業務提携をするなど様変わりしてきているようです。

◆　ローン一本化は審査が?!

●消費者金融からお金を借り、複数の借入先からの返済を統一して、銀行からお金を借りて返済するのがおまとめローンであり、ローンの一本化に使われます。ですが、これは誰でも簡単に申し込めるわけではなく、申込みをする際には、やはり審査が必要となります。

●他社借入件数

ローンの一本化は、複数ある消費者金融からお金をまとめて返す時に一本化し、効率よくお金を返す手段です。が、通常のキャッシング審査と比べ厳しく設定され、決められた年収を超えないと申し込みが出来ないようになっています。他社借入件数は3件以内だったら融資の可能性はありますが、4件以上の業者からの借り入れになると、その審査基準は厳しくなっていきます。これが他社借入件数です。

●多重申し込み

例えば一か月以内に3社以上申し込んだとします。その時点で審査が通り辛くなります。ローン申し込みをした時点で、お客様の情報は申込みをした時点で信用情報機関に掲載され、審査の際に確認されることがあります。

また、短期間に複数の申し込み履歴があったら、その場合は業者さんに「要注意人物」であると判別されてしまう危険性もあります。

●事故情報

3か月以上の返済延滞や踏み倒し(いわゆる不払い）、それに債務整理が事故情報として扱われてしまい、それは最長10年間保存され、おまとめローン申し込みをしたとしても、審査が通過しにくくなるものと思ってください。

●借りる人の勤続年数にかかわる(返済能力）

勤続年数が長ければ長いほど、おまとめローンで一本化するときの審査がしやすくなります。というのも、安定した収入があると、業者は「この人は確実に、返済能力があるんだなぁ」と評価され、ローンの申し込みがしやすくなっていきます。

◆　ローン一本化における、借金おまとめポイント

サラ金(消費者金融)からお金を借りた時、返済は当然です。が、複数の消費者金融からお金を借りた場合、ローンを一本化して銀行からお金を借りて返済に充てます。ですが、銀行から消費者金融に返済した分のお金の返済については、お客様が銀行に返済しなければなりません。ですが、その金利は低金利で、借入先の統一や返済日の見直しなどができるメリットがありますが、やはり審査が必要です。

審査をする時はやはり、お客様自身が借りた金額や消費者金融から何ヶ所借りたのかなど、しっかり把握してローン申し込みを検討してみるのもいいかも知れませんね。