①ローン借り換え

ローンには住宅、自動車、教育、カード、など多様な種類があります。ここでは生活の基盤になり、通常最も高額で、ローンも長期に渡る、住宅ローンの「借り換え」について説明したいと思います。

住宅ローンの「借り換え」とは、既に住宅ローンを借りている今の住居に住み続けることを条件に、現在より有利な条件の住宅ローンに変更することです。

住宅ローンの借り換えを行う場合の融資条件ですが、大手銀行を例にとると主にこういった条件があります。

・２０歳以上６６歳未満

・最終返済時の年齢が満８０歳未満

・年収１００万円以上

・勤続年数１年以上

・３年以上、現在の住宅ローンを正常に返済

・団体信用生命保険に加入できる

ただし、融資条件は金融機関にとって「幅」があり、これより厳しかったり緩かったりする場合があります。

②ローン

どのようなものであれ、ローンを組む理由は一括で支払えるお金が用意できないためだと思います。今はまとまったお金は用意できないがどうしても必要である、という場合の購入手段として、ローンという貸し付け制度があります。

例えば住宅のように数千万といった金額になると、お金が貯まるまでかなりの年月を要することになってしまいます。

販売する方の立場からも、住宅といった高額商品の場合、そのような貸し付けの用意がなければ一括で購入できる高所得者のみが対象となってしまい、住宅自体が売れないという結果になってしまいます。

住居といった必要最低限の基盤を確保し、早い段階で生活をスタートさせ、毎月少しづつ返済していく。そのように考えるとローンを組むということは、商品を購入するだけでなく、時間を節約する行為でもあるといえるかもしれません。

ローンとは借り入れですから、つまりは借金です。そして借金には当然ですが利息がついてきます。

とはいえ、利息分で時間を節約した、つまり時間を買ったという風に考えれば、合理的で有意義なシステムだと言えるかもしれません。

③借り換え

住宅ローンの融資を受けている、現在の住宅に住むことを条件に、より有利な住宅ローンに変更するのが「借り換え」です。

誰もが少しでも有利な借入条件でローンを組みたいと考えると思います。

そのためには、少しでも多くの銀行に打診してみることです。相談するのは無料ですし、仮に実際に申し込んで審査に通ったとしても、借り換えの義務が生じる訳ではありません。金利が低い銀行ほど審査が厳しいとも言われてますので、それならば、時間や体力の許す限り、いろいろな銀行に申し込んだ方がよいと思います。

また、それ以外にも有利な条件を引き出す方法があります。それは、目ぼしい銀行のさらに複数の支店に打診してみることです。

銀行の店頭表示金利は固定的ですが、特に住宅ローン金利は、借りる人によっての信用が低かったり高かったりと幅があるため、支店毎に裁量が及ぶ範囲が違うようです。

借りたい銀行が決まったらいくつかの支店を回り、条件がどこも同じなのか違うのか、借りる前に調べてみる価値は十分あります。