◆収益の差は?
●いきなり収益の差を言われてもピンときませんが、これはマンション経営とairbnbの話です。マンション経営は家賃収入、airbnbは宿泊費用とそれぞれ収入が発生する事でしょう。しかし、収益の差はおありだと思います。
まずはマンション経営における家賃収入について触れておきましょう。
●マンション経営は大家さんであるあなたが、第三者となる入居者から家賃を徴収してこそ成立することが経営となります。しかし、収益として入った家賃はローンを組んだ場合、家賃収入の殆どが返済費用として捻出していくことになり、実際に支払う形で負担する額が少額であるのは、ローン返済が家賃収入でほぼ賄っていることです。
ローンの返済が完済したら、家賃収入はどうなるのでしょう。
答えは一つ、そっくりそのまま大家さんであるあなたの手元に入ってきます。しかし、マンション経営はすぐに現金化する事が出来ません。中長期的に経営する事がメインとなってきます。ですが、将来の年金不安を考えたとして、公的年金(つまり、国民年金や厚生年金)が手元に入ったとしても、本来支給される額より少なめになる事も予想されるでしょう。
その補填をしてくれるのが、家賃収入です。家賃収入は私的年金としてカウントされますので、公的年金が本来支給される額より少ない場合、その補填をして公的年金が本来支給される額の同額になります。そういう意味でも、若いサラリーマンやOLさん等と云った務め人が大家さんとして経営している傾向が強くなっているようです。
●airbnbはどうでしょう。airbnbは宿泊費用を自分たちで決めておいて、その一部を手数料として運営サイドに支払う事以外は手元に入ってきます。しかし、旅行シーズンも当然ながら存在しますので、ホテル同様お客さまの宿泊状況にも左右されますし、宿泊する人がいない日は当然、収入が途絶えてしまいます。
マンションを使ってairbnbの経営をする場合は、大家さんの承認は必要となります。又貸しは違法だろうとお思いでしょうが、大家さんとの話し合いをして、承認をもらえれば問題ないと法律で定められています。airbnbとしての経営も出来ることでしょうし、宿泊費としての収入を得る事が出来るほか、すぐに現金化する事が出来るのもメリットの一つです。
◆マンション経営とairbnb、その収益の差は?
●マンション経営とairbnbにおける収益の差は当然出てくることでしょう。マンション経営は家賃収入が最大の要になりますが、airbnbについては宿泊されるお客さまの宿泊費用が最大のかなめになってきます。
仮に収益の差を比べるとしましょう。マンションの場合は1室の家賃そのものが収益となりますが、airbnbの場合はお客さまの宿泊期間における宿泊費そのものが収益となり、複数のお客様が利用することを想定しても、宿泊費用がその分増えますので、収益的にもairbnbが有利になっているでしょう。
しかし、マンション経営やairbnb共に立地の問題にも左右されることは事実です。交通至便のところが有利なのはどっちもどっちで、ターミナル駅から電車ですぐに行ける距離やその駅から歩いてそんなにかからないところが挙げられるでしょう。
つまり、交通至便が収益アップのカギを握るわけです。airbnbならば、観光地へ行くお客さまがいる事がメインとなりますので、観光地からも便利にアクセスできることも加味しておく必要があります。(例・京都だったら金閣寺や清水寺などと云った名所からすぐに行ける距離が理想)
